大会概要・エントリー

大会概要

「第5回全国高等専門学校ディープラーニングコンテスト2024(DCON2024)」は、高等専門学校の学生が日頃培った〈ものづくりの技術〉と〈ディープラーニング〉を活用した作品を制作し、生み出される〈事業性〉を企業評価額で競うコンテストです。


表彰・賞金

最優秀賞

1位

起業資金

100万円
2位

起業資金

50万円
3位

起業資金

30万円

そのほか大臣賞、企業賞

本選チームの所属学校に10万円

(AI/DL教育および起業家教育のための寄附金として)

エントリー期間

2023年7月3日(月) ~ 2023年10月16日(月) 13:00締切

応募資格

全国の国公私立高等専門学校に在籍する学生

※専攻科生を含む
※本コンテスト応募時点

1チーム

学生1-7名

指導教員1名

1チーム 1作品のみ

・応募時点で在籍していれば、本選時点で学校を卒業している方でも応募できます。
・同一の学生が複数のチームで応募することはできません。また、複数校(複数キャンパスを含む)の学生による混成チームは認められません。
・チームメンバーの学生については、エントリー後でも変更(交代または1名〜7名の中での増減)を認めますが、指導教員の変更はできません。但し、指導教員については複数チームを掛け持ちしても構いません。

応募作品

ディープラーニングとハードウェアを組み合わせた作品で、事業性に富むもの。

一次審査では、書類選考のみのアイディアベースで構いませんが、本選までには展示デモンストレーションおよびプレゼンテーションができるレベルまで完成することが前提です。

エントリー方法

エントリーフォームにチームの情報など、必要事項を入力
作品概要については下記のDCON2024エントリーシートに記載してアップロード(ファイル形式:excel)

※エントリーフォーム、エントリーシートは7月3日に公開します

エントリーシート

エントリーシート例

エントリーのポイント

・具体的な設計や方法まで記載しなくても大丈夫
・アイデアをシンプルに
・文字数は問いません

作品概要

応募予定の作品について、簡単な説明を記載してください。

作品の事業化について

解決したい社会課題を教えてください。

ディープラーニングの利用について

ディープラーニングの活用予定を教えてください。内容に変更があっても構いません。

ハードウェアの特徴

作成するハードウェアの特徴を教えてください。未着手、未完成でも構いません。

審査のポイント

作品コンセプト

作品が社会や企業にもたらす効果
実現可能性

ものづくり・ハードウェア

ソフトウエアだけでなく、ものづくり・ハードウェアに落とし込めているか

ディープラーニングの活用

アイデアにディープラーニングが使われているか、その活用のされ方

課題解決

テーマとした社会課題をどう解決するか
予想される効果が明記されているか

審査方法

本コンテストは一次審査・二次審査・本選の3段階で実施します。

一次審査

エントリーシートに基づいて書類審査を行います。
技術力だけではなく、事業性も審査し、合格したチームが二次審査へ進みます。

<審査基準>

複数の審査員が以下の項目についてYES/NOで審査。
プロトタイプ制作に進むことができると判断した作品は合格となり、2次審査に進むことができる。

■A.事業コンセプト
1. 事業がもたらす効果が明記されているか
2. 新規性、差別化ポイントが明記されているか、ユニークかどうか
3. 解決すべき社会課題ともたらされる効果予測を設定できてるか

■B.ものづくり
4. ハードウエア(工業的なものづくり)が含まれているか
(アプリ開発やシステム・ソフトウェア開発のみになっていないか)
5. 実現可能性があるか(技術、法務、コストなど)

■C.ディープラーニング
6. データをどのように取得するか明記されている(データ取得方法が現実的であること)
7. 作品にディープラーニングが用いられているか
(学習しないAIモデルでも社会のトレンドに合致していればOK)
8. ディープラーニングの活用が最適解であるか
(実現性があるか、具体的な機能イメージがあるか、活用方法に無理がないか)

二次審査

一次通過チームには、プロトタイプを制作していただきます。 DCON実行委員会事務局より制作に必要な、計算資源やプラットフォーム、制作費などの各種補助をいたします。
選考は事業経験豊富なメンターが担当し、通過チームは最終審査会に向けて、メンターとプレゼンテーション資料の作成や準備をしていただきます。

本選

審査方法は、技術審査とプレゼンテーション審査です。
技術審査の評点と、プレゼンテーション審査を加味し、ベンチャーキャピタリスト審査員が決める企業評価額によって最優秀賞が決まります。